演出の金さんからのコメント✏️

募集要項
⭐️出演者募集開始⭐️ 2025年8月20〜23日上演 「へこきクマのプップププー2025」 出演者の募集がはじまりました🙌  
 演出:金哲義(キム・チョリ)さんからのコメント
金哲義   このたび一心寺シアター地蔵盆フェスティバル「へこきクマのプップププー」(脚本 鄭義信) の演出を担当させていただく事になりました金哲義です。 誰もが抱えているコンプレックス。 「わたしだけが」「ボクだけが」と自分に自信を持てない瞬間や毎日を誰もが持っていて その苦しさは人それぞれ。 でもそんなコンプレックスが、もしかしたら誰かを助ける大きな力だとしたら? そしてその「力」に気づかせてくれるのは、旅の中で出会う人たち。町の景色。 「へこきクマのプップププー」はそんな物語。   このお話をいただいた時に、僕は「子どもたちとの新しい出会い」にわくわくしました。 コロナ禍の心配がまだまだ残る2023年に初演を迎えたこの作品は、たくさんの想いや心配を経て2025年に再演されます。 お芝居は作られるまでにたくさんのハラハラも心配も苦しさもあります。 僕もいつもたくさんの困難にぶつかります。 ひとつの舞台を引き受けるのは勇気も必要です。 でも「僕にできるだろうか?」よりも 「ぜひたくさんの子どもたちと出会いたいです!」のワクワクが大きかったのです。   昨日生まれたと思っていた赤ちゃんは、あっという間に小学生に。 昨日まで小学生だと思っていた子が、あっという間に大人になっていたり。 子どもと過ごせる時間はあっという間だけど、人生の大きな、永遠の宝物になって 悲しい時、苦しい時に壁を乗り越えられる力になります。     「演出家」というのをとてもすごい、えらい人、会ったらぺこぺこしないといけない人、なんて誤解している人がたくさんいるけど みんなと舞台を作りながら「あ!そうか!」「そんな事があるんだ?」「へぇ!知らなかった」と、演出家はみんなから教わります。 演出家の演出家は舞台にたずさわる皆さんです。 「わたし、踊れないしなぁ」「ボク、歌えないしなぁ」なんて最初からうしろに向かって歩かず 保護者の皆さまも「うちの子、踊れないし」とか「うちの子、そんな才能ないし」なんて、子どもを勝手に決めつけずに もしかしたら、ふとした瞬間に見せるものが物語の新しいキャラクターを産むかも知れません。 それよりも、ひとつの夏を、舞台という旅にむかって歩いてください! 笑顔だけじゃなく、泣き顔も、怒った顔も、ちょっとはにかんだ顔も見せてください。 出会う人々や町の景色が自分の力を見つけてくれた「へこきクマのプップププー」の物語のように!  
  みんなそれぞれいろんな思いを抱えているけど 2025年夏、一緒に舞台を作りながら、プップププーの物語のように 「自分らしく、楽しく、すごそう」 そんな夏になるように!!!🍉 ちょっと大変かもしれないけど、 それ以上に、ワクワクやドキドキが止まらない舞台になります! ぜひオーディションにご参加くださいね! 迷っていたらもったいない! 今年の夏🍉は「今年だけ!」 ✏️ご応募・エントリーはこちら  
こぐまのプップププーは、いつもおならばかりして、みんなに笑われバカにされ 「へこきクマ」と呼ばれている。
そんな自分を「そんけーされるクマ」に生まれ変わらせ「しあわせ」になりたいと、
親友の猫のチーと一緒に、おならをとめる修行の旅に出る。
目指すは遥か遠く、東の東、そのまた東のその先をちょっと右に曲がったところにあるという「へこき道場」。
修行の旅は波乱万丈!
嵐にもまれる帆船、親切なカモメやかわいい村娘との出会い、怪しい竜神や胡散臭い道場長…
とめたかったおならを武器に、プップププーは旅の中で少しずつ成長していく。 旅の果てにプップププーは「そんけーされるクマ」になって「しあわせ」を掴み取れるのだろうか!?