「ぼく、おならをとめる修行の旅にでる!」
子ぐまのプップププーは、いつもオナラばかりして、み んなに笑われバカにされ「へこきクマ」と呼ばれている。 プップププーは、そんな自分を生まれ変わらせ “りっ ぱでそんけーされるクマ” になるために
「おならをとめる修行の旅」に出ることを決意する。
パパ、ママ、親友の猫のチーはなだめるが、プップププーは頑として聞かない。
「ママ、プップププーが決めたことや...大人になるための旅や。」
プップププーはママがくれた
「はちみつ団子」を持って、チーと一緒に
旅を始める。
目指すは遥か遠く、東の東、
そのまた東のその先をちょっと右に曲がったところにあるという
『へこき道場』
♪青い空 ひとつ~ 白い雲ふたつ~ 緑の山みっつ~🎵
歌いながら歩く二人の前にあらわれたのはカモメ達。
「きみらがここら、飛んどるっちゅうこと は......海は近いんか?」
「ぼく、今まで、いっぺんも海、見たことない」
「わたしたちについてきて」
「海や!」
「...でも、黒い雲がもくもくしとる...」
「嵐?...嵐!?」
「たいへんや~~~!!」
嵐にもまれる帆船、かわいい村娘との出会い、
怪しい竜神との対決...
次々にやってくる試練や、
さまざまな出会いを通してプップププーは
旅の中で少しずつ成長していく。
果たしてプップププーは「へこき道場に」たどりつけるのか?
そして、旅の果てにプップププーは“そんけーされるクマ”になって“しあわせ”を掴み取れるのだろうか!
そして、旅の果てにプップププーは“そんけーされるクマ”になって“しあわせ”を掴み取れるのだろうか!